★ Reports From Beijing... ★
今日は、島谷です。
世界女性会議関連レポート第15弾です。
ここ数日、例の奇妙な4人組(ザンビア、フィリピン、チュニジア、日本)のAPCス
タッフだけで、北京の国連のサイトの中で、無料アカウントを発行しながら、メール
や、電子会議室へのアップロード(online.pavililon)、WWWでAPCや国連のサーバー
上のオフィシャル・ドキュメントを探すお手伝いや、ネットワークトラブルなどに忙
殺されて、自分のメールを読んだり書いたりできない状態に陥ってしまって、デイリ
ー・レポートが書けませんでした。重ねて、ごめんなさい。
ここ数日の出来事をかいつまんで書きます。
9月の5日からは、ようやくセットアップした9台のマックで、ハイロウと同じよう
なサービスを開始しました。北京の方に来れくれる人は、既にハイロウでアカウント
を取っている人が多いのですが、それでも、ここで初めてアカウントを取りに来てく
れる人も、徐々に増えつつあります。訪れる人は、ここのビルに入れるパスをなかな
かとりにくいことや、また、正式に入れるのが、各国の代表の人達は、各国から代表
としてきている数人のNGOの人で、つまりDELEGATEと呼ばれているちょっと特殊な人
達がメインです。それ以外のNGOの人は、どういう手続きをするのかがちゃんとわか
っていないのですが、話しを聞く限りはけっこうパスを取るのが難しいと聞きます。
あとは、プレス関係の人がとても多く、おそらくビデオカメラとレポーターを携えて
いる軍団がうようよしているので、きっと各国のテレビ局の人なのでしょう。そうい
ったプレス関係の軍団は次々に外車でのりつけてくるDELEGATEの人達にロビー活動を
するNGOの人達のやりとりを次々に取っていきます。
また、ここでは、毎日たくさんのCaucusと呼ばれる、ワークショップのようなものが
毎日沢山開かれます。そこでは、各地域の問題や、女性の健康、年とった女性の問題
、少女と親の権利、環境問題、各国のNGOの連絡会議などが取り扱われています。
こういったCaucusには、今回の会議の直前までDELEGATEの人以外の一般のNGOの人達
は入れないことになっていたそうなのですが、会議が始まってから(もしくは、始ま
る直前に)一般のNGOの人達でも国連のビルに入るためのパスをとれば、会議に参加
したり、話しを聞いたりできるように規則がかわったそうです。私もその話しをきい
て、今までは全然頭になかったこういったCaucusに仕事の合間をぬって参加してみた
いと考えるようになりました。
ただ、今回の会議のワークショップは、ハイロウのNGO Forumでもそうだったのです
が、スケジュールがけっこう頻繁に変更されたりするので、毎日発行されるスケジュ
ール表を入手して、チェックしないといけません。これが、けっこう、めんどくさい。
北京での私たちは、とにかく4人のスタッフでAPCのサービスを行わなければならな
いので、お昼や朝ご飯もみんなでローテーションしながら、食事を取ります。4人の
内、2人はテッキーと呼ばれるテクニカル・チームのメンバーで、他の2人は、ユー
ザ・サポート・チームのメンバーです。だから、うまく組み合わせて、ローテーショ
ンしないと、なにかトラブルが起こった時に対応できなくなってしまうのです。また
、一挙にどさーっとたくさんの人が来てくれたときには、総出でやらないとてんてこ
まいなので、そういうときには、一人が全員の分のご飯を買い出しに行きます。私た
ちがここでよくお昼ご飯に選ぶのは、ビルの前をちょこっといった先にあるマクドナ
ルドの出張店です。そこで、たいてい、ビックマックとポテトを注文するのです。
でも、本当にマックドナルドって、世界のマクドナルドなんですね。私たちがマック
の袋を持って、ビルに戻ってくるとたくさんの人から、そのビックマックはどこで買
ったの?近くにマクドナルドがあるの?って、聞かれます。言葉が通じない異なった
言語を使う人達の間でも、ビックマックだけは、共通みたいです。(ハハハ)メニュ
ーは、全部はないのですが、ビックマック、ダブルチーズバーガー、フライドポテト
などは同じです。ただ、アップルパイだけは、中国ではシーズン以外の時には、パイ
ナップルパイになっているらしくて、ちょうど今の時期は、パイナップルパイです。
私たちは毎日毎日、なれない中華料理でちょっとばてているので、お昼のマックはな
によりの楽しみになっています。
あと、このビルでとてのラッキーなのは、コカコーラや、ファンタ・オレンジなどの
数種類の炭酸飲料と、水がfreeなのです。
(贅沢を言えば、コーヒーも、Freeにしてくれると、もっとうれしいんだけ
どな。ヘヘヘ。)
ドリンクサービスの機械の横に紙コップが置いてあって、めいめいセルフ・サービス
で飲める、、、、これが、大変うれしいですね。中国に来てからは、毎日、生水など
が飲めないので、ペットボトルで買わないといけなかったし、アパートに置いてある
お湯のポットには泥がたまっていてみんな飲まなかったので、飲み物がただで飲める
のは本当にありがたいです。
でも、これって、きっとこのビルに来るのが各国のDELEGATEの人達だからという対処
の影響であって、これが本当に公平なことなのかどうかわかりません。もし、今回の
会議ですべて公平に扱われるならば、ハイロウでも同じような措置ができたと思うの
ですが、、、。少なくとも、ここのビルや会議の行われる建物は、国連の管轄になっ
ているのでしょう。NGO Forumとは、かなり違った世界がここにあります。
あと、この建物の中には、CLINICもあります。どうも北京に来てから、私は例年悩ま
されている花粉症がひどくなってきてしまったようで、鼻水だらだらだったのですが
、CLINICに行って見ると同じような症状の人が沢山きていました。(花粉症って、日
本特有の病気ではなかったのか、、、納得。)ハイロウは、北京からかなり離れた山
々に近い場所で、空気もとても澄んでいました。北京の空もきれいに晴れ上がってい
るのですが、空気中に砂埃がまじっているのか、どうも調子が悪いです。他にも頭痛
や耳鳴りがするという人も多いです。さて、CLINICの先生は、中国人の先生で、みん
なここに来る人は、出身の国の名前、自分の名前、どこにとまっているのかなどを書
いて診察を受けます。さて、私が漢字で名前を書いて、鼻と頭痛と喉が痛いといって
診てもらい、薬をもらいました。どうも漢方薬だと言っているようです。そして、漢
字で書いた名前をみて、みんなが日本人か、日本人か、といって大笑いしています。
なんと読むのだときかれたので、「て・ら・む・ら〜〜 あ・や・こ〜〜」と言
ったら、先生や看護婦さんが、一緒に発音してくれました。また、診察室にはテレビ
が置いてあって、ちょうど相撲をやっていて、それを先生が指を指して「スモウ、ス
モウ、、、」というので、私も「yes,yes, Japanese Sumou!」と答えて、また、み
んなで大笑いしました。帰りがけには、先生や看護婦さんが、「サ・ヨ・ナ・ラ」と
手を振ってくれるので、私も「さよなら、さようなら」と言って、CLINICを出ました。
ところで、、、APCの早の電話番号が未だにわかりません。そこで、電話番号を知っ
ていそうなところを探します。
・入り口にある、Information Desk(中国人のおそらくCOCのスタッフなの
でしょう)
→ 英語はちょっと通じたけど、電話番号は、わからない。
他の場所を示されて、そこに行けと言われる。
・その指差された場所
→ 英語は全然通じないし、電話番号も当然、わからない。
国連のSecurityRoomに行けと言われる。
・国連のSecurityRoom
→ ちょっと、入っちゃいけないような雰囲気。
中には、数人の強そうなセキュリティの人が詰めていて、こ
わそうだ。
でも、電話番号がわからないとハイロウとの連絡が取れない
から、ここは、いっちょがんばっ
て、「エクスキューズ・ミー」と言った。中に入ってこいと
いうので、しずしずと入ってい
き、質問をしてもいいですか?とたどたどしい英語でいった
ら、どうも中国系のセキュリティ
の人が代わりに中国語で話しかけてきた。もちろん、私には
何をいっているのか当然わかるはずがない。
アイム、ソーリー、アイ、キャノット、アンダスタンド
、チャイニーズ。
ビコーズ、アイム、ジャパニーズ。
そこで、はじめて変だと向こうの人が気が付いてくれた。
どうも、ここのビルの中では、私はよく中国人だと思われているようです。
特に、西洋圏の人は、よく最後に「シェーシェー(謝謝)」と言われるので、
みんな、私のことを中国人だと思っているみたいです。
そうか、西洋の人には、日本人と中国人と、(きっと、韓国の人)の違いが
わからないで、みーんな中国人にみえるのでしょうね。
結局そこでも、電話番号はわからずに、後で調べて連絡してくれるということで、そ
の場を後にしました。次は、持ってきたラップトップや、今度ハイロウから来るSUN
も含めてIPアドレスがないので、それをもらいに行かなければなりません。国連のイ
ンターネットのサイトの管理者の名前は、ハイロウのモニカがmalcolmという人だと
教えてくれていたので、国連のサーバーが置かれている部屋をその人を探します。こ
れも同じように、何度かたらい回しにされたあと、どうにかI-15という部屋がそうだ
と言われました。
I-15って、どこにあるんでしょう?
今度はどうにかInformationDeskでも場所を教えてくれました。結果としては、APCの
部屋になっている10-56から、30メートル位しか離れていないとても近い場所だっ
たのでした。
その部屋のドアには、こう書かれていました。
I-15
Mr. Malcolm Chapman
Internet Coordinator
その部屋のドアをノックして入っていっくと、金髪のくりんくりんとした背の高いch
apman氏がいたのでした。(彼が、国連のWWWやgopherなどの管理をしている人です。
)彼に、私はAPCのスタッフでハイロウから北京にきて、他にもこれから来るSUNやラ
ップトップにもIPアドレスが欲しいのでアサインしてくれないでしょうかと相談する
と、すぐにいくつほしいのかと聞いてくれて、すぐに必要な分のエントリを国連のネ
ームサーバー(これは、SUNでした。)に登録してくれました。国連の人というと、
なんか固い感じがしていたのですが、彼はとてもフレンドリーな感じでとても気さく
な人です。
彼の部屋には、他に6、7人の中国人のスタッフがいて、Windowsパソコンを使って
、どうやら会議のオフィシャル文書や、各国のプレナリー・スピーチの紙のドキュメ
ントをスキャナーで読み込んで、WWWのサーバーのデータに加工しているようでした。
北京でのサービスを開始してから、とてもたくさんの人が来てくれます。小さい子部
屋はいつも満杯で、整理券を作って、利用したい人達を順番にさばきます。ここに来
る人達は、ハイロウの時とは、かなりちがっています。年齢もどちらかというと、高
年齢、インターネットもよく使っているというジャーナリストの人や、アカデミック
な人達以外は、ほとんど一度も使ったことがないという人達です。でも、そういう人
達がきても、私たちは4人でできるだけのサポートをしようとしました。Eudoraの使
い方、DOS形式のFDの中のデータをマックに張り込む方法、Online.pavilionへの記事
の投稿のお手伝い等。本当は、できればここの部屋では、インターネットにアクセス
することがメインなのですが、どうも北京に他にあるパソコンのあるビジネスセンタ
ーはのきなみダウンしているらしくて、コンファレンスのドキュメントをとにかく急
いでプリントアウトしたい人なども、駆けこみます。また、本当はDELEGATEの人専用
のルームがあるらしいのですが、どうもインターネットにつながっているのがAPCの
部屋しかないようで、アメリカのDELEGATEの人なども、WWWに乗せるデータの加工やf
tpをするために、来たりします。
ハイロウに限らず、北京でも本当に困っているのは、電源事情が悪いことと、プリン
トアウトするために使う紙の入手が難しいことです。電源自体は沢山あるのですが、
どうもテーブルタップの質が悪いのか、そもそも臨時に配線しまくっている電源がい
けないのか、利用できない電源がいくつもあります。また、タップの質がとても悪く
て、マックの電源をつないだ瞬間にスパークするっていうんでしょうか、小さな光が
ぱっと光って、そういう場合には不運にもショートしてしまったのか、お亡くなりに
なるマックが続出しました。大事なプリンターも一台お亡くなりになってしまって、
一般の人が使えるプリンターが、たった一台になってしまいました。また、大抵の人
は、各会議の前に必要な重要な文書を間際に編集しないして、それをプリントアウト
したがっています。また、会議の終わった後の報告や議決されたこと、いちはやく、
世界中に人に知らせたがっています。そのための文章を持ってきたパソコンで編集し
、そのFDを持ち込んでプリントアウトできないだろうかという人も多いです。でも、
印刷に使う紙がとても高くて、入手が難しくなっています。私は、ハイロウに電話し
てAPCやアップルのスタッフにどうにか1束でも2束でもいいからプリンター用紙を
運んできてほしいと連絡を入れます。アップルの人もわざわざハイロウから来る際に
プリンター用紙を運んできてくれたりして、今はどうにかしのいでいるという感じです。
次の6日の朝、ちょっとした事件がありました。
前の日にみんなではったAPCの部屋のドアなどに貼っておいたポスターなどがことご
とくとりはずされてなくなっていたのです。どうも、ビルの清掃をする人が、全部と
っていってしまったみたいです。
しかたがないので、私たちは手書きのポスターを作りました。
Freeのアカウントを発行しています。インターネットのメールやニュースや
様々なオフィシャルドキュメントもWWWでみれます。アップルやAPCのスタッフがサポ
ートします。
ここで、今回の会議でタイムリーに提供されている国連やAPCのサイトが提供してい
るサーバー情報を書いておきます。もし、お時間のある方があれば、アクセスしてみ
て下さい。
APCの提供している、今回の会議のNGO関連情報(ただし、ネットワークは時
々ダウンするけど)
http://www.wcw.apc.org/womensnet/
国連が提供している、今回の会議のオフィシャル情報で、ここには各国のDE
LEGATEの人達のプレナリー・スピーチ等の情報なども提供されていて、
以下のURLです。
http://www.fwcw.bta.net.cn/fwcw/daw1.htm
また、日本国内だと、WOM(Women's Online Medea Project)というところで、
北京会議関連情報を提供していて、
http://vcom.vcom.or.jp/WOM/
そこの下でスタッフが提供しているもろもろの情報のところにいくと、
私が毎日レポートしている雑多な今回の会議関連の情報がのっています。
(、、、といいながら、私が国連のビルで毎日走り回っているので、自分ではあまり
このあたりの情報をゆっくりみたことがないけどね。ヘヘヘ。)
ではでは。
世界女性館義のやってきたshimatanレポート No.15− 95
.9.12
Before Report
Next Report
このページの情報に関する問い合わせ先
wom-sc@vcom.or.jp