☆ イベント情報 ☆


  【題 名】揺れるジェンダー/揺らぐセクシャリティ
       〜ジェンダーとセクシャリティーの現在と未来を探る映画特集
  
  【日 時】2000年10月24日(火)〜10月28日(土)
       上映時間は後述します。
  
  【場 所】福岡市総合図書館映像ホール・シネラ
       福岡市早良区百道浜3-7-1
       http://toshokan.city.fukuoka.jp/
       福岡市総合図書館ホームページ
  
  【交 通】西鉄バス「福岡タワー南口」より徒歩3分
       地下鉄西新駅、藤崎駅から徒歩15分
  
  【チケット】後述。当日券のみとなります。各回入れ替え制。
  
  【主 催】福岡市総合図書館
       協力:スタンスカンパニー
       後援:(財)福岡市女性協会
  
  【連絡先】Tel.(092)852-0608(映像資料課)
  【キーワード】gender,sexauality,trans,gay,lesbian,domestic violence
  【地 域】福岡
  
  
  ------------
  (以下、パンフレットの紹介文などです)
  
   「ジェンダー」や「セクシャリティ」に対する認識は、
  多様化し複雑化する現代社会と個人のアイデンティティの相関関係を映し出す
  鏡であるといえるでしょう。
  
   従来の男性原理によって作られた様々な価値基準や社会的な制度は今、
  現実の多様性を前に揺らぎつつあります。しかしその不安定さの中にこそ、
  新しい個人と個人の関係性が生まれてくる可能性があるのではないでしょうか。
  
   この企画は、個人のアイデンティティに深い繋がりを持つ「ジェンダー」や
  「セクシャリティ」の多様性と、その現在を描いた映像作品の中から、
  性差を超えた個人と個人の新しい関係のあり方を探ってゆこうとするものです。
  女性差別、性差による暴力的支配、セクシャリティについての社会的偏見や抑圧、
  性自認の混乱やギャップ、家族制度からの逸脱など、描かれる内容は様々ですが、
  その多様性を認識し、偏見を取り除くことから新しい世界との関係が生み出され
  てゆくに違いありません。
  
   本上映が、自分が自分でいるために必要な"何か"を考察するいい機会になれば、
  と考えています。
  
  ------------
   上映作品
  (Eプログラムは18才、その他すべては15才未満の方は御入場できません。)
  
  *** Aプログラム ***
  
  「戦士の刻印〜女性性器切除の真実〜」
   プラティヴァ・パーマー監督、イギリス、53分、1993年
   女性の体と心に深刻なダメージを与えるにも関わらず、いまだに世界各地で
  行われている"女性性器切除"という習慣。
  その真実を「カラー・パープル」の作家アリス・ウォーカーが告発する
  詩的なドキュメンタリー。
  
  「ドメスティック・バイオレンスにどう取り組むか〜親指のルールをうち破って」
   アンドレア・エロブソン監督、アメリカ、35分、1997年
   夫や恋人からの暴力"ドメスティック・バイオレンス"に関する司法制度の
  見直しを、当事者を含む様々な女性たちの証言から訴える。
  
  
  *** Bプログラム ***
  「狂気を語る女たち」
   アリー・ライト監督、アメリカ、90分、1993年
   性的虐待、宗教的抑圧、性的な葛藤などから精神病院に入院した経験を持つ
  女性たちが勇気を持って語る、自らの狂気とそこからの帰還の物語。
  監督自身の体験も含めて語られる真実の言葉は重く切ないが、そこには勇気と
  希望の光も見える。
  
  *** Cプログラム ***
  「We are trance genders〜性別を超え、自分らしく生きる」
   尾川ルル監督、日本、60分、1998年
   男から女へ、女から男へあるいは別の性へ、性を転換する人々(トランス・ジェ
  ンダー)の生活風景と生の声を記録したドキュメンタリー。その深刻な側面
  だけではなく「性の2分化」を笑い飛ばすバイタリティーに満ちた作品。
  
  *** Dプログラム ***
  
  「ラブ・オブ・スピード」
   小口容子監督、日本、30分、1998年
  
  「ロマンチック・ラブ・イデオロギー」
   小口容子監督、35分、1998年
  
  「路地の子」
   小口容子監督、22分、1998年
  
   夫も子供もいる主婦がテレクラに求めるものとは?家族制度とラブ・ロマンスの
  振幅の間にある"何か"を描く"テレクラ・ムービー"2部作と、男女の性的支配関係を
  覆すセミドキュメント「路地の子」。女性映像作家の果敢な試み。
  
  *** Eプログラム ***
  「天使の楽園」
   鈴木章浩監督、日本、61分、1999年
   ゲイの男優タカチの死と彼を巡る記憶と追悼の物語。
  通常の映画文法からは外れた曖昧で淡々とした映像表現が現代の若者たちの抱える
  不安感や空虚感を映し出す。
  揺れ動くセクシャリティとアイデンティティに戸惑う新しいラブ・ストーリー。
  
  「憚り天使」
   今泉浩一監督、日本、35分、1999年
   トイレに住み着いている天使とそこを訪れる人々の織りなす
  ゲイ・アイデンティティの寓話。海外映画祭にも多数招待されている短編。
  
  *** Fプログラム ***
  
  「トータリー・ファックト・アップ」
   グレック・アラキ監督、アメリカ、90分、1994年
   90年代ロスアンゼルスに生きる5人の若者を主人公に十代のレズビアン&ゲイが
  抱える様々な問題と困難な状況を、ゴダールの「男性・女性」を想起させる
  シネマ・ヴェリテ的手法で描いた作品。監督は日系三世のグレッグ・アラキ。
  
  *** Gプログラム ***
  
  「心の中」
   大木裕之監督、日本、90分、1999年
   日本を代表するクィーア映像作家として世界的な評価を受ける
  大木裕之が作り出した独特の映像世界。
  渚に横たわり心中しようとする二人の青年の姿に、映画撮影中のスナップや、
  大木のプライベート映像が三重露光される。心の中の映像化。
  
  ------------
  上映プログラム
  
  10月24日(火)
  14時から   Fプログラム
  16時30分から Bプログラム
  19時から   Gプログラム
  
  10月25日(水)
  14時から   Aプログラム
  16時30分から Dプログラム
  19時から   Bプログラム
  
  10月26日(木)
  14時から   Fプログラム
  16時30分から Eプログラム+監督質疑応答
  19時から   Cプログラム
  
  10月27日(金)
  14時から   Gプログラム
  16時30分から Fプログラム
  19時から   Eプログラム+監督質疑応答
  
  10月28日(土)
  11時から   Cプログラム
  13時30分から Aプログラム+講演会(詳細は下記)
  16時30分から Dプログラム
  
  ------------
  入場料
  
  (1作品)
  一般:600円
  学生(18歳以上):500円
  高校生:300円(Eプログラムは入場不可)
  
  フリーパス券(全プログラム入場可)
  一般:3000円
  学生:2000円
  
  *定員制:各回入れ替え制
  *チケットはすべて当日券。前売りはありません。
  *福岡市在住の障害者および65歳以上の方は300円(手帳の提示が必要です)。
  
  ------------
  
   10月28日(土)13時30分からの
  Aプログラム+講演会について。
  
   日時:10月28日(土)Aプログラム上映後、1時間程度
   講師:斉藤綾子(作家)
   入場料:Aプログラムの観覧料で参加できます。
  
  
  *斉藤綾子プロフィール
   大学在学中に月刊誌「宝島」に連載された性の自叙伝「愛より速く」(新潮文庫)で
  デビュー。
  著書に「ルビー・フルーツ」「結核病棟物語」(共に新潮文庫)
  「フォーチュン・クッキー」(幻冬社)「スタミナ」(幻冬社文庫)
  「知らない何かにあえる島」(愛育社)などがある。
  【情報提供】 NIFTYより転載
イベント情報の索引へ戻る
Posted 2000/10/1 by june.takahashi@nifty.ne.jp