オンライン学習会「保育園」

 

 

2. 横浜型保育室

司会:

本勉強会の講師には、「保育園を考える親の会」の普光院様、別当様をお迎えしています。テーマは、たとえば以下のようなものを考えています。

保育園を選べるようになる、というけど本当なの?
マンションに保育園が併設されるようになってきているけど、うまくいっているの?
幼稚園の延長保育ってなに?
横浜型保育室という制度ができたけどそれを口実に市は保育園を増やさないつもりでは?

これ以外にも、講師や参加者の方がぜひ議論したいというものがあれば、取り上げていきたいと考えています。

Eさん:
横浜型保育室」とはなんでしょうか?
司会:

横浜保育室とは、横浜市が一定の基準を満たしたとして認定した、無認可保育所のことです。横浜市は財源難?などの理由から、認可保育所を増やすことが難しいため、既存の無認可保育所のなかから、一定の基準(面積、 2 歳以下の人数、保育時間など)を満たした園に対して、 公的補助をすることにしました。この措置により、 2 歳以下(このあたり、すこし曖昧です)の子どもに対して、保育費の補助がでることになり、父母の負担が大幅に低減されました。

しかし、同時に園児の受入数を増やしたため、以前より保母さんの見る子どもの数が若干増えました。現在1ー2才クラスで子ども 10 人に保母さん 3 人、3ー4才クラスで、子ども 10 人に保母さん 1 人 ( 日によって2人)です。

「子どもの園」では、市の監査が入ることになって、以前は夕食のサービスがありましたが、衛生上の問題を指摘され ( 昼に調理して夜はあたためるだけ)、夕食はスナックのみとなり、ほとんど利用者はなくなりました。

http://www.city.yokohama.jp/me/kikaku/bunken/file/keikaku3.html

に詳しい説明があるのをみつけましたので、ごらんください。

別当:

横浜型保育についてはすでにご説明がありましたが、東京都世田谷区でも今春から同様のシステムが稼動しております。一定の基準を満たした無認可に補助を行なうもので

*保育料は年齢に関係なく一律約4万円

*頭数補助ではなく定員に欠けていても(定員 29 名)定員分補助

が大きな柱です。

このため0才児の保育料に関しては、階層によっては無認可の方が安いという逆転現象がおきています。認可・無認可の垣根が低くなることは賛成ですが、

*認可園の最低規準が形骸化する

*園庭がないなど、環境的に劣る面が否めない

などの問題点があるように思います。

園庭等の設備面に関しては、その点を区に要求したところ、ハード面についても補助を行なう ことを検討していただけることになりました。また特に横浜型の場合、無認可を卒園した(おおむね3才未満しか預からない園が多い)児童 の受け皿があるのかという問題も大きいように思います。

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Last updated on 17 September 2001 by Michiko Takeda