世界のワーキングウーマン事情
〜マレーシア編


1. 人々の働きぶりは、どんな感じか。
(就業時間、就業態度、職場環境)

従業時間は、ほぼ、日本と同じ。 民間企業の場合、9時〜5時半が多い。 就業態度は、いたって真面目。イスラムの戒律の下で、 人々の生活態度が決められている。 職場環境は、様々だが、一般的に、女性が多く働く 事務所仕事は、清潔で、近代的。

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2. 女性のキャリア・パスについて。
(女性管理職・専門職の割合)

基本的に、労働力が不足しているので、女性の社会進出は、 非常に進んでいる。専門職の女性の割合は、半数に近い という印象がある。 管理職また経営の立場にいる女性も少なくない。

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3. 結婚、出産後も働きやすい環境か。
(産休、育児休暇等の制度)

「アマさん」と呼ばれる、家政婦さんを安く雇用できるので、 出産後、3ヶ月くらいで、職場復帰する女性が多い。 法的には、産前産後の公式な休暇は、3ヶ月だったと記憶して いる。3人〜4人の子供を産み、管理職をこなす女性も多い。

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4. 保育施設、保育制度について。
(保育の時間、方法、値段)

保育の公的な施設は、様々だが、幼稚園は、3歳児から、 預かってくれるところが多い。ただし、時間は短いので、 延長の保育料を払って午後まで、預かってもらうか、上記 の「アマさん」を雇う必要があると思う。

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5. 男性の家事、育児への貢献度。
(家事、育児を分担する時間、方法)

家事を受けもっているという話は、あまり聞いた事がないが、 子供の送り迎いは、基本的に男の仕事のようである。 通学のための公共交通が不便で、スクールバスも個人契約なの で、個人で送迎している人が多い。

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6. 就労するのに必要な条件等。
(就労ビザ等の取得方法、取得条件)

98年1月1日より、コマーシャル・オフィサーのビザの発給 が、より厳しくなりました。

元々、大学卒程度の学歴を必要とし、日本人の雇用の必要性の 理由を明確にしないと日本人へのビザ発給はできない状況でし たが、さらに今年から厳しくなりました。

ビザの申請は、すべて、雇用する会社から申請されなければ なりませんので、会社の職種、規模、ライセンスなどにより、 条件は、異なります。

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7. その他
(ユニークな習慣、制度、等)

イスラム教を国教と定めています。 しかし、ビジネスには特定の役所関係の書類以外は、英語が 使用できますので、東南アジア地域でも、日本人にとっては 働きやすい国だと思われます。

2020年には先進国入りを目指しており、近代化が最も 進んでいるイスラム国家かもしれません。

一方で、物価がまだ安いので、女性が現地採用の形で雇用され ても、十分な暮らしができると思われます。

住宅費は、シンガポールの半分、香港の5分の1です。 日本円換算では、少ない給与でも、現地ではかなり楽な暮らし ができるかもしれません。

香港、シンガポールで現地採用の形で雇用されている、女性が 多いようですが、現地の給与では、住宅費にもこまる状態だと 思います。その点マレーシアは、まだ、楽ではないでしょうか。 ただし、日本人採用のためのしっかりした雇用条件を持っている 企業を確保するのが困難かもしれません。

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作者プロフィール

松延 晋さん。
経歴:
1961年 福岡県生まれ
1987年 東京理科大学理工学部建築学科・修士課程修了
1987年 某ガラスメーカー入社
1996年 マレーシア法人を設立。クアラルンプール在住
主な業務:建築用ガラススクリーンの設計・施工および販売。
     個人的にマレーシア関連のホームページを運営。
     「マレーシアの生活情報」 http://plaza17.mbn.or.jp/~sum/
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Last updated on 2/18/98 by Shimada