
世界のワーキングウーマン事情
〜バンクーバー編(2)
1. 人々の働きぶりは、どんな感じか。
(就業時間、就業態度、職場環境)
92年の情報だからちょっと古いかもしれないのですが。。。
就業時間はほとんどの企業は9時5時。フレックスタイムを使っている日系企業 有り。現地企業はフレックスタイムを実施しているところが多い。 残業はほとんどしません。5時10分前からみんな帰るしたくをして(コートな
んか着ちゃってます。タイムカードの時間が5時になるのを待ってます。日 系企業はカナダ人がレィジーだからタイムカードを設けてるところが多いみた い。でも現地企業は全然遅刻しようが気にしないみたいでタイムカードがあると
ころは少ないみたいです。日系企業の日本人はその分超働かされますが・・・
就業態度・・・白人は結構とろいし仕事をしない。私は日系の旅行社に努 めていたけれども日本人にそのしわ寄せが来てしまうこともたびたび・・・現地 企業は管理職の人達がlazyだから普通の職員は何をしていることやら。
職場環境・・・うーん日系はいろいろあるかなぁ(セクハラとか)現地企業には 机のまわりにパティシャンがあるが、日系はなし。禁煙が進んでいるのでたばこ を吸う人にはつらい環境。喫煙室がない。
2. 女性のキャリア・パスについて。
(女性管理職・専門職の割合)
現地、外国人の女性の管理職は多い。ただ日系だと現地の女性管理職はぐっと少 ない。バンクーバーは失業率が高いのであまりキャリアのために転職ってないか
もしれない。一つの企業での昇進を狙ってる人がたくさんいる。
ただ、社内で昇進するチャンスは与えられていますが、まったく違った部署への 移動や昇進にかんしては本人の希望がない限り難しいのではないかしら・・・
日本人の場合は英語が話せるって言うだけでぜんぜん違う畑にでも転職できる みたいだが・・・あまりそういうチャンスもないかも。
3. 結婚、出産後も働きやすい環境か。
(産休、育児休暇等の制度)
その辺は国がちゃんと認めているので結婚後も出産前後も大丈夫。現地の会社は 仕事してるってほどでもないからその辺はどうでもいいのかもしれない。
具体的な産休、育児休暇についてはわたしには子供がいなかったのでよくわかり ませんが、妊婦を解雇から守る法律はあったと思います。 (日系の場合は不況なのか妊娠がわかるとなんだかんだけちをつけて退職させる会
社もある。)
4. 保育施設、保育制度について。
(保育の時間、方法、値段)
子供がいる人がまわりに少なかったのでよくわからない。
5. 男性の家事、育児への貢献度。
(家事、育児を分担する時間、方法)
向こうの男性は結構家事はします。分担する時間とか詳しいことはわからないけ れど、週末は家の手入れとか(壊れている箇所を直したり、庭の手入れをした
り)しているようです。子育ての方は私はよくわからないけれど、子供が病気と 言って会社を休む旦那も多かった。休みの時はキャンプやつり、旅行などなんか 子供とやっているみたい。
6. 就労するのに必要な条件等。
(就労ビザ等の取得方法、取得条件)
日本のカナダ大使館でワーキングホリデーのビザをとって行くのが一般的です。 期間は6ヶ月だったかな?半年をカナダで延長可能。今はなかなかワーキングホ
リデービザを出してくれないらしいが・・・また、あちらに住んでいる人と結婚 すると、入籍して永住圏の手続き後約6ヶ月前後でワーキングビザがおります。
また、自分で会社を経営したい人向けに投資移民があります。
7. その他
(ユニークな習慣、制度、等)
ワーキングホリデーの人でも失業保険がおりるらしい。それをちゃっかり利用し て旅行をしまくっている子も多かった。現地の人も失業保険をもらってパ
ートで働い(本当はだめなんだけれど)てる人もたくさんいます。
潜在的な人種差別があって、 例えば白人の企業にクレームつけたりする時も日本人がクレームするとけっこう 冷たくあしらわれたりするけれど、白人がすると全然スムーズに行くことがあっ
たり(こういう時しか役に立たない)、職捜しに職安に行くと各企業の求人欄に コードがあって、白人オンリーとかのシークレットコードがあるそうです。 生活するにもやっぱり白人は得してます(フランス人とかドイツ人とか・・・)
多少英語ができなくても、白人と言うだけで優遇されたり、対応も違います。日 本人だとぼられることも多いです。
作者プロフィール
佐々木美和さん。香港人の男性と結婚後、バンクーバーに住む。 その後、ご主人と共に香港に戻り、現在子育て中。
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Last updated on 2/11/98 by Shimada